似ているようで異なる「永代供養」と「永代使用」の違い

終活などでお墓の準備をする際に、「永代供養」と併せて「永代使用」という言葉を耳にしたことはありませんか?この2つは似ているようで全く違うものなのです。

間違って手続きをしてしまわないように、きちんと違いを把握しておきましょう。

永代使用とは?

永代使用とは?

永代使用、もしくは永代使用料とは、「お墓の土地を使用する権利を永代にわたって取得するための料金」です。イメージとしては土地の購入に近いですが、契約の内容は土地を借りる形になるため、消費税や贈与税がかからないメリットがあります。

ただし永代使用には、お墓そのものの代金や、その後お墓を管理してくれるサービスは含まれていません。あくまで土地の利用権だけですので、お墓は自分で建てなくてはなりませんし、管理も自分たちで行う必要があります。

多くの場合、一度納めた永代使用料は返還されません。まだお墓を建てておらず、まっさらな土地だったとしても、永代使用料は戻らないことが多いです。使用権の転売・転貸もできません。

お墓を建てる場合は、さらに費用や管理の手間もかかります。本当に永代使用が必要なのか、家族としっかり話し合ってから契約することをおすすめします。

永代供養とは?

永代供養とは、永代供養墓や納骨堂に納めたお骨を、永代にわたり供養してもらうことです。管理の仕方はお寺や霊園によって変わりますが、大きく分けて個別にお骨を保管するか、合祀するかの2種類があります。個別の場合はお骨を一人ひとり個別に分けて安置しますが、合祀の場合は他の人のお骨と一緒にして埋葬します。

ただし、個別に保管するタイプを選んでも、永遠にそのまま安置されるわけではありません。三十三回忌や五十回忌を目処に合祀にする場合が多いです。どのくらいの期間で合祀になるのかは、契約の前にきちんと確認しておきましょう。

ライフスタイルに合ったお墓選びを

ライフスタイルに合ったお墓選びを

お墓の問題は、自分だけの問題ではありません。親族などのトラブルの原因になりかねない問題だからこそ、きちんとそれぞれの特徴を把握し、家族のライフスタイルに合ったお墓選びをすることが大切です。

宮城の浄土真宗(真宗大谷派)の寺である願立寺では、墓の管理や永代供養・合葬墓に関するご相談を承っております。葬儀・法事などの儀式や節目ごとの行事も、真宗大谷派の典礼作法に基づいて丁寧に執り行います。皆様からの様々なご依頼に対して、迅速かつきめ細やかな対応を心がけております。

日本三景で知られる宮城の松島に近く、JR仙石線高城町駅から徒歩5分以内と、アクセスしやすい場所にございます。宮城で真宗大谷派の法要、永代供養を検討されている方は、願立寺にご相談ください。

宮城で大谷派の寺なら願立寺

経営主体 宗教法人 願立寺
宗旨 浄土真宗
宗派 真宗大谷派
代表者 住職 磯崎 正信
住所 〒981-0212 宮城県宮城郡松島町磯崎字蟹松14
電話番号 022-354-3552
メールアドレス misozaki1@me.com
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