新盆をお迎えする際に知っておきたいポイント

新盆とは、故人が亡くなった後、四十九日の忌明けを過ぎてから初めてのお盆のことです。

新盆は、地域によってしんぼん、あらぼん、にいぼん、などと読み、場所によっては初盆と言われることもあります。

松島の寺 願立寺が解説!新盆の大まかな流れやお供え物のタイミングについて

松島の寺 願立寺が解説!新盆の大まかな流れやお供え物のタイミングについて

新盆を迎える際は、普段のお盆とは少し違います。新盆の際は、僧侶を招いたり友人・知人や近所の人を招いて儀式を行うなど、地域によって様々なしきたりがあります。13日に迎え火を行う場合の大まかな流れは以下の通りです。

1.準備

新盆を迎える際は、前もってお内仏(仏壇)を開いて掃除をして、埃を払います。その後、真鍮製の仏具なので、金属磨きでお磨きします。先立った家族は、阿弥陀佛の国(浄土)へ還られた諸仏としてお参りします。従って、盆棚・精霊棚は、準備しません。

2.迎え火

13日は、迎え火を焚く日です。午前中には盆棚・精霊棚を準備してお供え物を並べ、故人や祖先の霊を迎える準備をします。位牌は仏壇から出して精霊棚に置き、仏壇の扉は閉めておきましょう。日中はお参りをしてお墓の掃除をし、夕方になったら迎え火を焚き、盆提灯に火を灯します。

3.お墓参りと儀式

14〜15日には、家族揃ってお墓にお参りに行きます。儀式の後に会食をする場合もあるため、事前に確認しましょう。

4.送り火

16日は送り火の日です。見送りは夕方なので、お供え物やお祈りはそれまでに済ませましょう。

浄土真宗では迎え火と送り火は行いませんが、一般的な流れとしてご紹介いたしました。各行事は地域や宗派によって内容が異なります。お住まいの地域や信仰する宗派がどのような流れとなっているかを予めご確認ください。

松島の寺 願立寺が解説!新盆の準備で気をつけたいポイント

松島の寺 願立寺が解説!新盆の準備で気をつけたいポイント

僧侶や招待する人には早めの連絡を

お盆の時期は僧侶の予定も重なるため、早めに連絡をして予定を押さえておきましょう。また、招待する人も新盆のお呼ばれが重なることがあります。早めに連絡をすると予定を立てやすくなるので親切です。

僧侶へのお布施を準備する

僧侶に儀式をお願いした場合には、お礼のお布施をお渡しします。お車代や、会食に参加されないのであれば御膳料も用意しましょう。

料理の手配

儀式後に会食をする場合は、料理を手配しておきましょう。その際は新盆での利用であると伝えることを忘れずに。

松島で浄土真宗の寺をお探しなら願立寺へ~新盆は事前の準備が大事~

お盆の行事の中でも、新盆は特別な行事の一つです。毎年のことではないので何かと慌ててしまいがちですが、しっかりと事前に準備して故人や祖先をお迎えしましょう。

宮城の浄土真宗(真宗大谷派)の寺である願立寺は、宮城県内でも有名な日本三景松島に設立しております。法名(戒名)を授与する際は、故人様のお人柄や趣味、生前の思い出などをお伺いした上で、その方にふさわしい法名を授与するよう心掛けております。浄土真宗の葬儀をはじめ、節目ごとの法事、合葬墓の管理・供養まで、幅広くご依頼を承ります。宮城で浄土真宗の儀式に関してご不明な点がございましたら、願立寺へお気軽にお問い合わせください。

松島で浄土真宗(真宗大谷派)の寺をお探しなら願立寺へ

経営主体 宗教法人 願立寺
宗旨 浄土真宗
宗派 真宗大谷派
代表者 住職 磯崎 正信
住所 〒981-0212 宮城県宮城郡松島町磯崎字蟹松14
電話番号 022-354-3552
メールアドレス misozaki1@me.com
URL https://miyagi-ganryuji.com